今まで『選択情報』として授業をしてきた『教科・情報』も、2003年度より、『新教科・情報』として、正規の授業として全国的に実施されることになりました。
これに伴い、この教科を履修する学年が高校3年生から高校1年生に変更になりました。
今までのWebページ作成実習では、高校の3年間を振り返って「『ファッションショー』までの道のり」・「部活動に明け暮れた『高校生活』」・「修学旅行関係」など自由な課題設定を行ってきました。
高校1年生の最後に行う実習ですから、ほぼ1年間本校で活動してきたことの報告をするページも作成できそうですが、高校3年生で実習をしていたときと比較すると活動内容に厚みが感じられないものになりそうです。
そのようなわけで、
2005年度(2004年度は試験的に実施の予定)から、本校のWebページ作成実習は『ヴァーチャル・プレ・スクール・トリップ
in PARIS』と題して、修学旅行をテーマにしようと思います。
高校3年生になる直前の2月(実際には、まだ高校2年生!)に、本校ではフランス・パリに修学旅行へ行くわけです。
少し気が早いですが、事前学習も兼ねてフランスについて調べ、『フランスにまつわる歴史上の出来事』・『フランスのファッション』・『フランスの建築物』・『フランスの寺院』・『フランス料理について』・『フランス・一押しスポットはここ!!』など、次のことがらに注意しながらホームページ(Webページ)を作成してみましょう。
◎
TOPページ1枚の他に、TOPページからリンクを張ったページを4枚作成し、合計5枚以上のページを 作成し、自分のサイト(通常、ホームページといっているもの。自分が作成したページ全体をサイトという)を完成させること。
◎
私の一押しスポット!!(絶対に行ってみたいところ)などのページを作り、課題34で作成した『コラージュ(パリ修学旅行画像データベース集などからとった写真画像と自分の姿が写った別の写真のコラージュを作成して、高校1年生にしてヴァーチャルに修学旅行を体験してしまおうという試み)』を貼り付けて、思い入れを語ること。
◎
『ホームページ関係のファイル』や『それに貼り付ける画像ファイル』などのファイル名に漢字(日本語)を使ってはならない。
Windows上では問題なく表示できるものも、アップロードしてサーバ(Linuxが走っていることが多い)上に置き、インターネットを介して閲覧するとアクセスできなくなる場合が多いためである。
◎
『バナーソフト』と『フォトレタッチソフト』を用いて『リンクボタン』を作成すること。少なくとも一つは次のようなリンクボタンを作成してみましょう。
◎
リンクが正しく張られているかも、十分に注意すること。
◎
一般人も含め、タレントやキャラクターの写真やイラストを、許可を得ることなく自分のWebページに貼ることはできません。
今回の課題では芸能人やキャラクターのファンのページのようなものは作成しませんので、少々的はずれな注意事項になりそうですが、『ディズニーランドのページ(ディズニーキャラクターのページ)』、『タレントのファンのページ』などの作成は勿論のこととして、上記のように写真やイラストを貼ることも著作権・肖像権等の関係で極めて難しいのです。
自分で撮影した(タレントやキャラクタの)写真もインターネット上には許可なく公開できないので、学校の授業課題としてはふさわしくないので不可とします(どうしても
貼りたい場合は『E-mail』で各自で『関連団体』と交渉することもできますが、課題の提出日までに交渉が成立するかは保証しません。また、許可が下りること自体も保証できません)。
◎
自己紹介のページなども入れてよいが、自己のプライバシーの保護に十分注意すること
悪い事例01を参考にしましょう。
また、実習(作成作業)にあたっては、次のようなことに注意しながら作成すること。
A.
世界史の教科書や参考資料、図書館の本、インターネットなどどのようなものを利用してもよいが、丸ごと写すではなく、必ず『自分の言葉』で書くこと。
B.
不適切な表現等がなく、インターネットに公開しても問題がないと判断したものについてはホームページに載せるということ。
C.
そのため、一般の方々がご覧になっても不愉快にならないような、丁寧な言葉遣いや内容にすること。
D.
著作権の関係で、インターネット上の画像を無許可で貼り付けてはいけないこと。