学校インターネット3活用事例
文部科学省と総務省の共同プロジェクトである『学校インターネット3』の指定校に認可されてから、早くも1年3ヶ月が経ちました。
初年度は、『説明会参加』や『打ち合わせ』等が主な活動内容でした。
初年度も最後の方で回線が利用可能になり、その後、各学校の担当者を集めての『設置機器利用に関する説明会』を経て、やっと実際に利用する段階に入ってきました。
まだまだ、スタートラインに立ったばかりで、導入された機器全てを活用しているまでには至っていませんが、徐々に活動を広げていこうと考えています。
学校インターネット3の活動を終えるにあたって (2004-01-06追記)
学校インターネット3の指定校になってから早くもその研究期間が終わろうとしています。
学校という一連の教育活動の中で、『何処までが学校インターネット3の活動なのか』、『何処までが通常の授業なのか』という区切りをハッキリとはつけられませんでしたが、3年間を有効に使って啓蒙活動に励んできました。
3年前と比較すればパソコンを利用する教員も格段に増えましたし、多くの教員が日常的にメールを使うようにもなってきました。
本校教頭を始め、情報科以外の教職員も大型マルチメディアボード(スマートボード:電子ホワイトボード)を何気なく使えるようになってきつつあります。
指定校になったことをきっかけに本校の情報インフラ(校内LAN)も整備されましたし、情報科以外の教職員の中にも『学校の情報化(ならびに教育の情報化)』に対してイメージが膨らんできたのではないかと考えています。
このような機会を与えてくれた『国』に感謝し、『日本の情報教育』の発展はもとより、『日本の教育』の発展、生徒の学力向上に尽力していきたいと思っています。
活動内容に関しては、『本校のこのページ』からも報告して参りましたが、
『教育情報ナショナルセンター(NICER)のeCase:みんなで作る教育実践事例』にも実践報告を登録してあります。
事業名:学校インターネット3
執筆者所属:文化女子大学
で、該当報告書をご覧頂くことができます。
また、今回、活動を終了するにあたり、指示に従って
『最終報告書』の提出を致しました。
一般の方々にも読んでいただければ幸いです(上の分の下線部(『最終報告書』と書いてある部分)をクリックしてご覧下さい)。
このページでは、英語科にて始めてスマートボードを授業で利用したときの様子を紹介しています。
この英語科教員はスマートボードを用いた授業をしてから、非常に便利なので定期的に利用するようになりました。
中学校・特別活動『3年生を送る会』でのビデオ上映
記録として残っているビデオ映像(入学から卒業までの流れ)を『ビデオスタジオ』を用いて編集、上映しました。
中学校『スキー教室』・『3年生を送る会』などのイベントで、『3年間の思い出』を上映(パワーポイントを活用)
ここでは、具体的な写真スライドを御紹介できませんが、『スキー教室』や『3年生を送る会』などのイベントで『先生方の中学生時代』や『卒業生の3年間を振り返って』というスライドを上映して楽しみました。
中学校1年生の国語の授業です。
『自分が興味を持った事柄』について調べ学習をして、他の人にできるだけわかりやすく説明する方法について学習しました。
説明(プレゼンテーション)には『PowerPoint』を用いました。
中学校3年生の情報の授業では『気分はWebクリエータ?(情報発信編1)』と題してWebページ作成実習を行っています。
長崎修学旅行と関連づけて『Webページ作成実習(情報の発信)』と『調べ学習(情報の検索)』を行っているのですが、情報科だけではなく、特別活動の時間や家庭科・国語科など教科の枠を超えた活動になっています。
この取り組みは『第3回修学旅行ホームページコンクール』においてコンクール大賞(文部科学大臣奨励賞)を受賞致しました。
家庭科・調理実習の説明をビデオで・・・
<<注意 320*240 d-isdn品質(
約12MB)>>
調理実習・酢豚の解説
<<注意 320*240 xDSL&CATV品質(
約32MB)>>
調理実習・酢豚の解説
先日撮影した授業内容を『ビデオスタジオ』を用いて編集し、公開しました。
現時点では内容に『レシピ』などは入れていません。
今回は授業スケジュールとビデオ編集のタイミングが合いませんでしたが、今後は『食材の切り方』などを、このようなビデオで見ることによって理解を早められるような授業展開をしていく予定です。
試験的にアップロードしたもので、サイズが大きく視聴に際しては注意して下さい。
視聴にはReal Nerworks社の『Real Player』が必要です。下のリンクページより入手できます。
平成14年度の『選択情報』の授業で行われたプレゼンテーション実習の様子を御紹介致します。
平成15年度からは正規の科目として『情報』の授業が始まりました。
本校では平成12年から『選択情報』という学校設定科目の中で情報教育をしてまいりましたが、ここでは新カリキュラムの中で『プレゼンテーション実習(情報の発信の部分)』と『情報の進展が社会に及ぼす影響』の部分と関連づけて実習を行いました。
本校では『問題解決の工夫』の部分としてPC自作仮想体験という実習課題を行っています。
実際にPCを自作することはしませんが、自作したつもりになって部品の購入を検討し予定金額に実売価格をあわせるという課題を行います。
秋葉原などの電気街を実際に訪れ、パソコンの中に設置される部品を調べたり、調べた結果を表計算ソフトでまとめ、if関数などを用いて予定通りに部品を購入できるかどうかを判定したりします。
できあがったPC部品購入計画表はワープロの文書ファイルにコピーアンドペーストし、実習に関しての感想や電気街を訪れて感じたことなどの報告も踏まえて課題レポートとします。
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