学校インターネット3活用事例・その2
次世代ITを活用した未来型研究開発事業(学校インターネット3)指定校に設置されたスマートボード(70インチ大型ディスプレイ)を利用した授業の紹介です。
尚、この実践事例は『現代教育新聞』
2003-06-10号にも紹介されました。
該当ページ
http://www.gks.co.jp/y_2001/pc/densiboard/03061701.html
学校インターネット3で導入された機器の活用事例として、今回は 『国語の授業』を御紹介します。
本校では国語科の授業の一貫として『表現学習』という名目で、色々なものに着目して、それについて調べ学習を行った後に、調べた内容を皆にわかりやすく発表する(説明する)という授業があります。
左の写真は最初の発表者(生徒)に指導している本校教員です。
さぁ、授業が始まりました。
本日の概略を生徒全員に説明してから、最初の生徒にバトンタッチです。
この生徒は『選挙について』、立候補の手続き、選挙管理委員会、開票所での決まり等を調べました。
阪神大震災における電話の通話規制について調べた生徒もいます。
発表者以外の生徒は、それぞれの発表者毎に評価してプリントに書き込まなければならないので、みんな真剣です。
身振り、手振り、ポインティング動作など、わかりやすく伝えるためには重要です。
教員も生徒同様に発表の仕方や発表内容を評価するために、じっくり考えます。
『時計の針はどうして右回りなりのか』とか、生徒たちの興味は多種多様です。
『うーん、みんな、結構、色々なこと考えているんだな・・・』
「視聴率調査の流れはこのようになっています」と、指さしながら解説中。
背景画像は上の生徒と同じですが、この生徒は『ODA』について調べました。
『知事』や『オゾン層』について、調べた生徒もいました。
本日予定の発表を終えた後に、講評を述べている国語科教員です。
「指でプレゼン資料を指し示している生徒もいたけれど、これも重要な技術だな」等と解説しています。
あっという間に50分(1コマ)経ってしまいました。
あいさつをして終了・解散です。
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