文書処理ソフト(MS Word)の基本機能-文書スタイルの設定(ページ設定)と印刷方法-
【文書スタイル設定と印刷方法】
A.文書スタイルの設定(ページ設定)
1.
リボンの
『ページレイアウト』タブをクリックし、表示されるボタンの中から
『ダイアログボックス起動ツール(画面内の赤丸の部分)』をクリックします。
この『ダイアログボックス起動ツール』というボタンは、その役割を知らないと使えませんので、何回か押してみて慣れる必要があります。
ただし、
B.印刷の方法で解説する『ファイル』タブ内の『印刷』ボタンをクリックすれば、印刷の際に必要な設定ができる画面が表示されるので、こちらを多用すれば多くの設定は簡単にできてしまうでしょう。
2.
次に表示される『ページ設定』ダイアログボックスの中で『文字数と行数』タブが表示されていることを確認して下さい。
必要な項目を変更します(『文字数と行数』の設定)。
文字方向(横書き・縦書き)、段数、文字数、行数などを設定します。
文
字数・行数を指定するをチェックする(マウスでクリックする)と字間・行間よりも優先され文字数と行数を設定できます。
あと『用紙設定』が終了すれば基本的には印刷を開始することができます。
B4等の比較的大きな用紙を設定しておき、袋とじを縦割りまたは横割りに設定するとそれぞれの袋とじができます。
B.余白の設定
『余白』タブをクリックして余白設定画面を表示すると、余白や印刷の向きを設定することができます。
用紙を縦置きにするか、横置きにするかなどを指定して下さい。
C.用紙の設定
『用紙』タブをクリックして、用紙の設定画面を表示すれば、用紙の種類やどの用紙トレイを使用するかなどを設定できます。
印刷オプションというボタンをクリックすると、次のようなダイアログボックスが表示されますので、必要に応じて印刷オプション設定して下さい。
オプションなので、あくまでも必要なときに設定するだけです。
D.ページ/ヘッダ・フッタの設定
『その他』タブをクリックして、『その他』の設定画面を表示すれば、ヘッダ・フッタの位置や行番号を印刷するかどうかの設定などができます。
<<参考>> ヘッダフッタ:
ヘッダ・フッタとはページの始めまたは終わりに統一的に印字する文字または文章のことをいいます。
ここではヘッダ・フッタの位置を設定することができます(ダイアログボックス内の説明にもあるように『用紙の端からの距離』で位置を指定します)。
ヘッダ欄やフッタ欄をダブルクリックすれば、そこに文字が打てるようになります。
以下はヘッダ欄に文章を設定したものです(通常、ヘッダ欄にはファイル名や印刷日などを設定することが多いですが、ここでは説明の都合上文章をヘッダ欄に設定しました)。
このようにして入力した文字がヘッダまたはフッタとして印字されるわけです。
<<参考>> ページ番号:
ページ番号を印字する場合には、このヘッダ欄またはフッタ欄に設定をします。
ここでは画面を使った詳細な説明はしませんが、具体的には、
ヘッダ欄をダブルクリックして、リボンの『ヘッダー/フッターツール』タブが表示されていれば、
ページ番号の設定もここからできます。
表示された『ページ番号』ダイアログボックスから、必要な項目を設定します。
いろいろな表示形式が設定できますから、必要な場合にはチャレンジしてみて下さい。
B.印刷の方法
1.
リボンの『ファイル』タブから『印刷』をクリックすると次のような画面になります。
2.
普通はここで
『印刷』ボタンをクリックばよいです。
文書の一部を印刷する場合や同じ文書を何枚も印刷する場合には、
この画面上で、開始ページ、終了ページ、印刷部数、
部単位で印刷(またはページ単位で印刷)などを設定
します。
プリンタ名の欄の右の▼マークをクリックするとネットワークに接続しているプリンタが表示されるので、意識して別のプリンタに出力することもできます。
印刷枚数の設定など、必要な設定をした後に『印刷』ボタンをクリックすれば印刷が始まります。
上の画面で『オプション』というボタンをクリックすると、次のようなダイアログボックスを表示するので、もう少し細かい設定ができます。
必要に応じて印刷オプションを設定することもできます。
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