課題28:同一事実を扱った新聞各社社説の読み比べ(旅券返還命令に関して 2015-02-10~2015-02-1011社説読み比べ)
<<高校生の課題>>
このページでは『旅券返還命令』に関する問題を取り扱うことにしました(平成27年度(2015年度))。
『同一事実に対する新聞各社の社説』の読み比べをしたいと思います。
毎日新聞、読売新聞、産経新聞の『社説』と、関連記事をB4版に印刷して生徒に配付し、読み比べをすることにしました(プリントとして配付した資料には『
社説比較くん』を用いました。該当ページは
http://shasetsu.ps.land.to/index.cgi/event/2087/
です。
生徒に渡したプリントには、この他にスクールヨミダスからお借りした『旅券返還命令「大変驚き」 カメラマン会見』という読売新聞夕刊(2015-02-12)16面と『知っておきたいニュースはこれ!(該当部分を含む一部分を使用)』という読売新聞夕刊(2015-02-14)面の記事を貼り付けて配付しました。こちらの記事は学外からは読めませんが、社説そのものは学外の方でも上記サイトから読み比べができます)。
情報科の限られた授業時間の中で、このような活動をすることは、なかなか難しいので、夏休みの宿題としました。
具体的な作業内容はプリント(
ワークシート)に書いてありますが、『同一の事実(シリアに渡航使用としたカメラマンが外務省の担当職員から旅券返還命令を受けたこと』を取り扱った記事なのだけれども、新聞各社の取り扱い、主張は異なるのだということを理解する目的でこの課題に取り組んでみましょう。
今回は、『社説比較くん』で毎日新聞の記事の全文が正しく読めていません。
何らかの理由で手元に宿題プリントがない生徒は、毎日新聞の記事は毎日新聞社のサイトから自分で探して下さい。
質問1は取り扱っている事実を質問していますが、事実を3行程度で書いて下さい。
答えはプリント内に書いてあるようなものなので簡単に書き込めますね。
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質問2は新聞の見出しを一字一句正確に書き写して下さい。
書き写すだけなので簡単にできると思います。
主張は肯定的か・否定的かという所は社説を読まないと解答できませんから、とりあえず社説を全て読んで下さい(1社5分ぐらいに見積もっても15分くらいで全部読めると思います)。
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質問3は要約なので、先ほど読んだ記事の内容を要約して下さい。
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質問4はこの外務省担当者の措置に関して、あなたは『賛成か』・『反対か』を決めて下さい。
あなたが外務省担当者(責任者)だったとして、この外務省担当者と同じようにあなたはこの措置するのか(賛成)、措置をしないのか(反対)を枠内に記述し、その理由(あなたの考え)を述べて下さい。
正解はないので『賛成』でも『反対』でもどちらでも構いません。
但し、その理由はきちんと書いて下さい。
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最後の質問5は今回の宿題の目的を理解して貰うためのものです。
記事(ここでは新聞の『社説』)で取り扱っている『事実』は、質問1で書いて貰ったことです。
しかし、その事実に対する切り口や取り扱い、主張は各社いろいろなのだということを理解して貰いたいのです。
このようなことが理解されれば、今回の課題は完了です。
プリントにも書いてありますが、『2学期最初の情報の授業』の時に提出して貰います。
必ず(絶対に、何が何でも)忘れずに提出して下さい。
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