課題18:簡単な関数を使ってみよう2
表計算処理編2-相対参照と絶対参照-
<<中学生の課題>>
【相対参照と絶対参照】
上の画面のように
相対参照(セル位置を記述するための通常の方法)で記述し、それをドラッグしてコピーすると、記述内容が変わってしまい、参照するセルの位置が変わってしいます。
そのため、思ったような表示になりません。
絶対参照で記述すると、その後でセルのコピーをしても参照位置は変わらないので、正しい順位が表示されます。
絶対参照をさせるための記述は
$F$3:$F$15のように、指定範囲に$マークを付けます。
行番号は変化させずに、列名だけを変化させるにはF$8のように記述します。
行番号だけを変化させて、列名は変化させないようにするには$F8のように記述します。
このように、どちらか一方だけを固定させて参照することを
複合参照といいます。
絶対参照や相対参照を絶対セル参照、相対セル参照ともいいます。
<<注意>>
このページでは関数の記述を全角文字で表現していますが、これは読みやすさを考えてのことであって、
実際に関数や計算式を記述する場合には『半角英数字』でなければなりません。
<<確認課題>>
ここではRANK(F3,$F$3:$F$15)と関数を記述しましたが、
RANK(F3,F$3:F$15)と変更後にフィルハンドルの機能を使って下までコピーした場合にも正しくコピーできていることを確認しましょう。
また、RANK(F3,$F$3:$F$15)という記述を、
RANK(F3,$F3:$F15)と変更後にフィルハンドルの機能を使って下までコピーした場合には正しくコピーできないことも確認しましょう。
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