課題21・31:
オートフィルタによる検索(表計算処理編５)

【オートフィルタによる検索について】

『オートフィルタによる検索』は１回の検索項目は１つ、その項目に対する検索条件は２件以内という制限がつくが、比較的簡単に検索ができるので便利である。

今回は参考程度に『オートフィルタによる検索』を説明したい。

つまり、Ｅｘｃｅｌのシート上に次の画面のように『番号』『氏名』『身長』『体重』『血液型』『その他』というような項目を作り、架空のデータを入力する。

このデータを用いて、検索の題材は前回の『相性診断のデータ』を用いる。

『オートフィルタ』を用いるには、カーソルをデータ行のどこかに置いておき、次の画面のように、メニューバーから『データ(Ｄ)』・『フィルタ(Ｆ)』・『オートフィルタ（Ｆ）』というようにメニューを追う。




上記の操作をすると画面は次のように変わる。



項目名の一つ一つに▼マークがつくので、検索したい項目を選んでこの▼マークをクリックする。

例えば『身長』という項目で検索するとした場合、『身長』という項目の右端の▼マークをクリックすると画面は次のように変わる。

この状態から検索領域のセルに検索語を入力する。今回ここでは具体的な数値を入力するのではなく(オプション)というものを選んでみよう。



上記の操作をして表示されたこの画面で『身長が１７０cm以上』で『身長が１８０cm以下』の人を検索することで説明を続ける。

下の画面のようにそれぞれの条件を入力する。▼マークをクリックすると画面のように『と等しい』『と等しくない』『より大きい』『以上』などという条件が表示されるのでこの中から適切なものを選ぶ。



設定が終了し、確認したら［ＯＫ］ボタンを押すと、次のように『身長が１７０cm以上』で『身長が１８０cm以下』の人が表示される。




【検索結果を元に戻す方法】

上記のような検索を行った後に、再度全てのデータを表示させる場合には、メニューバーから『データ（Ｄ）』・『フィルタ（Ｆ）』・『すべて表示（Ｓ）』というようにメニューを追えばよい。




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