PCの電源ON・OFFとWindowsの基礎
<<フロッピーディスクの初期化(フォーマット)>>
フロッピーディスクを利用するためには
初期化(フォーマット、イニシャライズともいう)をしなければなりません。
初期化処理とは、各機種毎に決められているデータのおかれる場所を決める操作で、フロッピーディスク等にデータが書き込みできるようにする操作です。
たとえば、本棚を買ってきたときには、A4の本はこの辺に置こうとか、B5の本はここに置こうと考えて、まず最初に棚の位置を決めますが、簡単にいってしまえばこのようなものです。
もう少し詳しく知りたい生徒は『トラック数』、『セクタ数』、『セクタ長』、『FAT(File Allocation
Table)』などをキーワードとして調べてみましょう。ここではこの程度にとどめておきたいと思います。
最近の市販品では、DOS/V機用には『DOS/V用フォーマット済み』とか、NEC PC-98シリーズ用には『NEC
PC-98シリーズ用フォーマット済み』、Mac用ならば『Mac用フォーマット済み』というように、あらかじめ、それぞれの機種ですぐ利用できるようにフォーマット済みのものが販売されています。
これらの製品を用いれば、ここで説明する初期化処理をしなくてもフロッピーディスクをすぐに利用できます。
しかし、何度も使用したフロッピーディスクのデータが不要になり、そのフロッピーディスクを新しくして(つまり、データが全く書かれていない状態にして)、再利用できるようにするためには『初期化処理』をしなければなりません。
また、初期化されていないフロッピーディスクを購入した場合には、自分で『初期化』しなければなりません。
初期化をする場合には、次のように操作をします。
1.
デスクトップ上のマイコンピュータをクリックします。
2.
新しいフロッピーディスクを入れ、3.5インチFDと書かれたアイコンを右クリックするとメニューが表示されますが、その中から、フォーマットを選択します。
3.
標準では容量1.44MB、通常のフォーマット、結果レポートの表示(これはチェックがあってもなくてもよい)の設定になっていますが、そのまま[OK]ボタンを押します。
4.
数分でフォーマット(初期化)が終了しますので、メッセージを表示するので確認後、上記画面で[閉じる(C)]ボタンを押します。
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