<<MENU>>

このページの説明

PC利用に際して

機器利用の規定

授業課題一覧 (2005) (2015)

生徒の作品

外部への発表等

リンク集

Windowsの基礎

一太郎の使用法

Word2010 (2002)

Excel2010 (2002)

PowerPoint (2002)

FrontPage関係

SharePointDesigner

Expression Web4

PhotoCREW関係

GIMP関係

アニメーションGIF

コンピュータの歴史

ジョイコミ使用法

GraceMail使用法

TSWORKS使用法

パスワードの変更

WBT-DRILL

桐(工事中) 

コメントはこちらに

教員・生徒ページ

文大杉並トップへ

課題27:PC自作仮想体験
マザーボードの形態についての解説


<<高校生の課題>>

 マザーボードの形態には各メーカー独自の規格の他に、『ATX』・『microATX』・『flexATX』『AT』などの規格があります。
この他にもいくつかの規格がありますが、ここに列挙した中で現在主に使われている規格はATX系統の規格であり、『AT規格』は過去の規格といってもよいかも知れません。

使用目的に応じてケースを選択するわけですが、選択したケースとマザーボードの規格が合っている必要があります(下表に規格一覧と説明を載せましたが、『ATX』・『microATX』・『flexATX』規格のマザーボードが選択のポイントになるでしょう)。

マザーボードの規格一覧
名称
奥行き
特徴・解説など
AT 305mm(12.0inch) 330mm(13.0inch) IBM PC/AT準拠の規格であり、古い規格。
ショップにおいてほとんど見かけることはないと思うので今回の選択からは外しましょう。
BabyAT 216mm(8.5inch) 330mm(13.0inch) 基本的にはAT規格であり、幅を更に小さくしたもの。
ショップにおいてほとんど見かけることはないと思うので今回の選択からは外しましょう。
ATX 305mm(12.0inch) 244mm(9.6inch) 現在主流のマザーボード規格。

それまでのAT規格において、規格が不明確だったため部品の装着に問題が起こる場合があるという不具合を解消。
電源のON・OFF等をマザーボードで制御可能にした。
ATX型ケース(フルタワー型ケース・ミドルタワー型ケース)に取り付けることができる。
microATX 244mm(9.6inch) 244mm(9.6inch) ATXから拡張スロットの数を減らしてボードサイズを小さくした規格。
ATX型ケース(フルタワー型ケース・ミドルタワー型ケース)・microATX型ケース(ミニタワー型ケース・ブック型ケース)に取り付けることができる。
FlexATX 229mm(9.0inch) 191mm(7.5inch) microATXから更に小型化したマザーボード規格であり、マザーボード製品としても販売されている。
また、ベアボーンキットとしてケースに取り付けられた状態で購入することできる。
最近流行のキューブ型ケースに取り付けることができる(取り付けられている)。
Mini-ATX 284mm(11.2inch) 208mm(8.2inch) 規格形状以外の詳細は不明
NLX 203~229mm
(8.0~9.0inch)
254mm~345mm
(10.0~13.6inch)
ライザーカードを用いて、拡張カードをマザーと水平に装着できるようにし、よりスリムなケースに収めることができるようにした規格。

メーカー製パソコンのマザーボードの一つとして使われているが、自作用のマザーボード製品としてほとんど流通されていない。
LPX 229mm(9.0inch) 330mm(13.0inch) 米Western Digital社が考案したマザーボード規格。

ライザーカードを用いて、拡張カードをマザーと水平に装着できるようにし、よりスリムなケースに収めることができるようにした規格。

ただし、ライザーカードとマザーボードとのインターフェイスに標準がなく、各メーカーの独自仕様となってしまうという問題が発生した。

この問題の解決のためにインテルが『NLX』という上述の規格を策定した。

『PC自作仮想体験』のページへ戻る

『問題解決の工夫』のページへ戻る

教員・生徒制作ページへ戻る