第1回 食品成分表に関するデータを入れる入れ物を作る(データベースの説明と食品成分表データの作成)
 
 
     データベースは文字通りデータを蓄えたもので、それを用いてたくさんの情報の中から必要なデータだけを選択表示したり、該当のデータだけを印刷したりして利用するものです。

データベースを操作するためのソフトは『データベースソフト』とか、『DBMS(DataBase Management System)』などと呼ばれています。

 データベースに関する考え方にはいろいろありますが、ここでは『項目』・『レコード』・『テーブル』という用語のみを覚えましょう。

栄養計算を行うためには『食品成分表』というものを利用します。上記3つの用語の関係をこの表を用いて説明します。

食品成分表の内容を見てみると、食品番号、食品名、カロリー、タンパク質、脂質、ナトリウム(Na)、ビタミンA、C、B1、B2等と書かれています。

一つの食品の各データ、例えばカロリーとか、タンパク質の量などを『項目』といいます。

一つの食品の各データをひとまとまりにしたものを『レコード』といいます。

たくさんのレコードをまとめたものを『テーブル(表)』といいます。

<<参考>>
 
 

レコード1→

レコード2→
レコード3→

項目1
項目2
項目3
項目4
食品名 価格 メーカー名 コメント
食パン 180 メーカーY 朝の基本
あんパン 200 メーカーK 糖分で頭はスッキリ
アップルパイ 240 メーカーA おやつに最高

この全部をテーブル(表)といいます。


 ここで太字にした名称はデータベースについて記述された文書にはよく出てくる用語です。今説明した「テーブル」は一般的なコンピュータ用語では『ファイル』と呼ばれています。
食品1件、1件のデータをまとめて一冊の『食品成分表』ができていますが、データベースではこれを『テーブル(表)』といっているわけです。

 先程説明した『項目』は食品名のように文字が書かれているものもありますし、その他の項目のように数字が書かれているものもあります。
今見てきたように、ここでいっているデータの最小単位である『項目』には、データの型というものがあって、簡単にいうと『文字列型』と『数値型』というものがあります。

食品名を書き込む場所(項目)は文字列型という型指定をします。また、カロリー等の数値を書き込む場所(項目)には数値型という型指定をします。
数値も数字として、つまり数量を表す文字・記号として見れば文字列型としても定義できますが、ここでは純粋に数値として定義したいと思います。

型について、もう少し詳しく説明すると、『桐』の場合には先程の『文字列型』、『数値型』以外に、実は『通貨型』、『整数型』、『長整数型』、『実数型』、『日時型』、『時間型』、『カウンタ型』があります。

用いるデータベースソフトによっては型の名称や機能が違っています。ここでは『桐』のデータ型のみを列挙しました。

データ型に関する更に詳しい説明は次のリンク(データ型についての詳細:工事中)をたどることにして、ここでは表ファイルの作成について説明します。

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  1. スタートボタンから『プログラム』・『桐Ver8』・『桐Ver8』という順にクリックしていくと、次のような初期画面が表示されます。


 
課題:
栄養計算システムを作成するために必要となるデータベースを作成します。

ここではデータの入れ物となるデータベースの作成(表定義)のみ行い、データ入力に関しては、次のページにて説明します。
 
         
  2. 上の画面から、『ファイル(F)』・『新規作成(N)』という順にメニューを追うと次のような画面になります。

ファイル名の欄に『成分表』と入力し、『作成(C)』ボタンを押して下さい。

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  3. このような画面が新たに表示されます。



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  4. 上の画面から、『白紙→表定義へ』を選択後、『完了』ボタンを押します。

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  5. やっと、表定義の画面が現れました。まずは、項目名に『食品NO』、データ型はそのまま『文字列型』、表示幅:桁は『8.00』にしましょう。ここまで入力したら、マウスポインタを次の行に移動させクリックします。

2つ目(2行目)の項目が入力できるようになりますから、同様に項目名欄には『NO-1』と入力して下さい。ここからのデータ型は数値になりますから、▼のところをクリックして、下の画面のようにして下さい。
ここでは『数値』というところを選択します。

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  6. 同様にして、次のように表の定義をしましょう。次からの作業の都合上、ここでは項目名にはこの画面に表示されているものと全く同じにして下さい(半角・全角の区別もしっかりと確認して下さい)。

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  7. 全ての項目の入力が終わり、表定義が完了したら、『ファイル(F)』・『閉じる(C)』の順にメニューを追うか、画面右上の×印([閉じる]ボタン)を押して表定義を終了させて下さい。

次のようなダイアログが表示されるので、[はい(Y)]ボタンを押せば完了です。

   
         
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