学びつつ楽しむ旅行を  

校長 野原 明

 
卒業する日が間近にせまって、修学旅行に出かける日がやってきました。
皆さんの旅行は、初めに鎖国時代ただ一つ外国に対して門を開いていた町であり、第二次世界大戦では広島とともに原子爆弾の投下で多数の市民が犠牲になった町、長崎を訪れます。
また、大村湾に面してつくられたハウステンボスでは、一日をかけてオランダ風の町並みや、催しを楽しみましょう。
最終日には、有田焼で有名な佐賀県有田市や、菅原道実が流された太宰府を訪ねて、いろいろな体験をする予定です。
ところで、修学旅行は単なる観光旅行とはちがいます。だからと云って勉強や研究のためだけの旅行でもありません。学ぶべきは学び、楽しむべきものは大いに楽しんできてください。その辺りのケジメをきっちりつけて、事故や怪我のない有意義な旅行にしてほしいと願っています。

一つ前のページへ